調剤薬局

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■メディカル一光(フラワー薬局)

メディカル一光は調剤薬局であるフラワー薬局を91店舗(2015年3月 現在)展開しています。39店舗をもつ三重県を中心に、東海、関西、関東、北海道や中国地方へも進出しており、日本各地にエリアを広げているところ、と言えるでしょう。「わかば薬局」や「そよ風薬局」、「しらゆり薬局」という名前でも店舗を出しています。

メディカル一光は調剤薬局事業を中心としながらも、ヘルスケア事業、医薬品卸事業、不動産事業、投資事業という5つの事業を持っています。ヘルスケア事業は高齢化社会に対応した事業ですね。2005年から始まり、現在では有料老人ホームやグループホーム、居住系介護施設を23施設(2015年3月 現在)運営しています。通所型や自宅での療養といったニーズにも対応するべく、通所介護事業所や訪問介護事業所も手がけているとのことです。調剤事業の伸びしろがなくなってきている社会の流れの中で、介護市場に積極的に参入されているようですね。

その他、医薬品卸事業ではジェネリック医薬品の販売、不動産事業では医療施設の賃貸事業などを行っています。これらの事業が関連しあって、「良質の医療・介護サービスをより多くの人に提供する」という理念の実現に向かっているようです。理念にも「介護」というキーワードが入っているのもひとつの特徴だと思います。高齢化社会の新しい市場に向けて、薬局という範囲を越えてチャレンジされているのでしょう。

とはいえ、現在でもコアとなっているのは調剤薬局事業です。フラワー薬局などの薬局では、ホスピタリティと安全にこだわった対応がなされています。ホスピタリティは、言いかえれば「まごころ」。地域のお客様、患者様にやさしさや思いやりを持って接していく。そんな姿勢を大切にされています。アットホームな雰囲気がある薬局なのでしょう。

ただし、それだけでは安心してお薬を飲んではいただけません。調剤過誤の防止、早期発見に向けてのシステムはしっかりと構築されています。薬剤注意プレート、散薬鑑査システム、重点管理薬剤チェックなど、徹底して薬の安全を守られているようです。親しみが持てる薬局で安全な薬が手に入る。かかりつけ薬局として、一番重要視される2つをおさえられています。

メディカル一光での薬剤師の募集は、正社員と契約社員、パートで行われています。中途採用、新卒採用ともに可能です。薬局見学会も随時行われていますので、転職を考えられている方はぜひ行ってみるといいでしょう。ホームページから手軽に申し込むことができます。実際の雰囲気を味わってわかることも多いので、なるべく参加してみてください。

業務は、募集要項に明確な記載はありませんが、主に調剤薬局での調剤、薬歴管理、服薬指導などになると思います。アットホームな環境で、お客様、患者様とコミュニケーションをとりながらのお仕事になりそうです。

給料・年収

正社員の想定年収は500〜700万円程度、新卒年収は400万円程度です。その他、各種社会保険、退職金、財形貯蓄、リゾートマンション(沖縄・三重)、従業員持株会、団体扱生命保険、団体扱自動車保険、全店舗薬剤師賠償責任保険加入、奨学金返済支援制度など福利厚生も充実しています。

パート場合の給与は記載がありませんでしたので、各自問い合わせてみてください。

勤務時間

週平均40時間のシフト制です。

メディカル一光でのキャリア

店舗での経験を積んだ後、薬局責任者などになる機会があります。その後、事業部長などのマネジメント職に就くこともできるようです。

社員教育・研修制度

新人研修、実務実習指導薬剤師研修などの階層別の研修プログラムと、eラーニングなどの自己啓発研修があります。研修認定薬剤師取得支援やその他の通信講座の受講支援もあり、意欲があれば深く学ぶことができる環境が整えられています。

メディカル一光の特徴

メディカル一光全体で考えると、「介護」に積極的に参入している印象があります。有料老人ホームなどを持ち、本格的に介護事業へと展開していくようです。その中にあって、コアとなるフラワー薬局などの調剤薬局がどう関わっていくのか。そこが大きなポイントになるでしょう。

安全はもちろんのこと、親身で、やさしい、まごころを込めた対応をされてきた調剤薬局。その対応力を活かして、高齢化社会に応じたサービスを提供していく。そう考えると、高齢者とコミュニケーションをとり、服薬指導や管理を丁寧にしていきたい方に向いている職場といえるかもしれません。