調剤薬局

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■アポロメディカルホールディングス(アイランド薬局)

アポロメディカルホールディングスが運営しているアイランド薬局は、北海道から関西までのエリアに90店舗(2014年12月 現在)を展開している調剤薬局です。調剤薬局ですが、コンタクトレンズやサプリメントも扱っている店舗もあります。事業内容には動物病院運営という言葉も。単なる調剤薬局、というわけではなさそうですね。

アイランド薬局では、お客様、患者様の「かかりつけ薬局」となれるように、カウンセリング中心のスタンスをとっています。健康に関するアドバイザーやパートナーという位置づけですね。そうなるために、正確ですばやい調剤、居心地のいい店舗づくり、新しい調剤薬局スタイルの開拓をされています。

正確でスピーディーな調剤は当然のことですね。病院で長い待ち時間に耐えてこられたお客様、患者様だから、薬局でさらに待たせるわけにはいきません。調剤薬局の基盤となるサービスをおろそかにはしないということでしょう。最新機器の導入や「7つの専門教育プログラム」という教育制度で薬剤師はサポートされていますので、スピードばかりを気にしなければならなくなることはないと思います。

居心地のいい店舗にすることも、薬局では一般的になってきているでしょうか。お子様の来局が多い店舗ではキッズスペースをつくり、絵本やぬいぐるみを置くなどして、ホスピタリティの溢れる空間づくりが意識されています。身近で、リラックスして話し合える薬局となると、こういった空間の演出も大切ですね。職場環境としても、アットホームな雰囲気があるでしょう。

こういった一般的な取り組みの他に、新しい薬局づくりにも挑戦されています。例えば、セルフメディケーション時代に合わせた「オーダーメイドサプリメント」。様々なメーカーから薬剤師が厳選したサプリメントを、お客様の要望に合わせてパッケージングするというものです。予防医療への関心も高まっていますし、ニーズがありそうなサービスですよね。また、「アポロン」という店舗では低刺激性の化粧品や健康食品も扱っています。添加物が気になる方も、薬剤師が提案する化粧品なら安心して使えそうです。在宅服薬指導にも取り組まれており、新規事業にも積極的な印象でした。

アポロメディカルホールディングスの薬剤師募集は、正社員、パートで行われています。新卒、中途ともに採用中です。パートの場合はどの店舗で勤務したいのかを予め調べておきましょう。また、新卒の方向けには店舗見学会も開催されているようです。中途での申し込みもできるかもしれませんので、一度問い合わせてみることをオススメします。

薬剤師の業務内容について、明確な記載はありませんが、調剤薬局での調剤、服薬指導、薬歴管理などとなるでしょう。カウンセリング中心のスタイルを目指されています。コミュニケーションを密にとる機会も多くなると思われます。あと、在宅医療やサプリメント等の販売に関する業務にも関われそうです。

給料・年収

正社員の想定年収は420〜600万円程度、新卒年収は400万円です。中途の年収はそう高くない印象ではありますが、経験、能力次第で上がることも考えられます。その他、退職金制度、確定拠出年金制度、従業員割引購入制度、永年勤続表彰、サークル・クラブ活動制度などの福利厚生もあります。

パートの場合は時給1800〜2200円となります。

勤務時間

店舗の営業時間に合わせたシフト制です。(週40時間勤務)

アポロメディカルホールディングス(アイランド薬局)でのキャリア

現場で薬剤師としての専門性を高められる他に、マネージャーや薬局長、部長などのマネジメントに関わる道もあります。在宅医療に関わるなど、新しい分野への挑戦もできそうです。

社員教育・研修制度

新人研修、プロフェッショナル研修などの階層別研修の他に、「7つの専門教育」があります。専門教育ではeラーニングによる認定薬剤師研修や新薬勉強会、臨床薬剤師研修、医師を招いての勉強会などがあり、最新の医薬品知識を得ることができます。『薬局』『日経DI』『日本薬剤師会雑誌』『DSU』を店舗で購読するマガジン研修もあります。

アポロメディカルホールディングス(アイランド薬局)の特徴

調剤薬局の基盤をおさえつつ、カウンセリングやアドバイスで新しい価値をつくっていこうとしている薬局です。地域の方に愛されるように、おもてなしをする姿勢、しっかりとコミュニケーションをとっていく姿勢が求められるでしょう。アットホームな雰囲気の中で、人と話すのが好きな方、ありがとうと感謝されることに魅力を感じる方に合った職場だと思います。転職の際には、何をモチベーションとして働くのかを改めて考えてみてください。

大手の薬局に比べれば年収は低めですが、教育体制は充実しています。新しいチャレンジもされていますので、経営的な問題はそれほど大きくはないでしょう。人に向き合って、ひとりひとりを大切にしながら薬剤師のスキルを高められる企業です。